力強いプレーでプロゴルファーとしての才能を発揮する笹生優花さん。
実は彼女のプレースタイルはお父さんである正和さんの経歴や知識が深く関係していたことが分かりました。
現在の優花さんを作り上げたのは、優花さん本人はもちろんのこと、正和さんの努力と支えの成果とも言えます。
いったいどんな経歴と職歴を持ったお父さんだったのでしょうか?
そして優花さんのお母さんはフィリピン出身と言われており、どんな方なのか、優花さんの家族構成も調べてみました。
この記事を読めば優花さんのお父さんの情熱と、優花さんの国籍に関する軌跡と想いまで知ることできるでしょう。
笹生優花の父の職業は多彩な経歴から不動産賃貸業へ
笹生優花さんのお父さんの現在の仕事は、東京で不動産賃貸業をしています。
千葉県鴨川市の外房地域で生まれ育ち、漁師を営む家庭だったため、将来は遠洋漁業の捕鯨船に乗るつもりでしたが、お父さんの病気で進路を変更しています。
JR職員や建築業に勤め、さらに退職金を使って運送業の経営を始めました。
そこから現在の不動産賃貸業に至ります。
正和さんはシングルハンデのゴルファーだった経験があり、その知識と技術を活かして優花さんのコーチとなります。
元々柔道や剣道といった武道を経験していたこともあり、優花さんには過酷なトレーニングをさせていました。
10キロベストのスクワット2500回など、基礎体力とスイングの土台作りを徹底しています。
優花さんの力強いスイングによる飛距離の高さ(平均270ヤード)を生み出したのはまさにこうした正和さんのトレーニングの賜物と言えるでしょう。
現在は優花さんとアメリカテキサスのダラスで拠点生活をしており、そこには6台ものトレーニングマシンを置いて優花さんのトレーニングをサポートしています。
実は料理もできるため、優花さんの食事と健康を管理しています。
このように、お父さんの経験が今の優花さんを作り上げていると言っても過言ではありません。
優花さんの母親や家族構成は?写真はある?
お母さんはフィリピン人で正和さんの年齢より20歳下と言われています。
お母さんの若いときの写真を見てみると、女優の深津絵里さんのようなきれいな方でした。
優花さんはどちらかというとお父さん似かもしれませんね。
優花さんは日本人とフィリピン人のハーフになります。
優花さんは5人姉弟の長女で、他に妹一人、弟が三人いるそうです。
優花さんが8歳からゴルフを始めてからはフィリピンに家族で移住しています。
これは子供のゴルフが無料でできる施設がフィリピンにあったからでした。
今でこそ正和さんは経営者ですが、当時は金銭面で工夫する必要もあったのでしょうね。
優花さんの国籍は?二重国籍?
国籍は2021年時点はフィリピンと日本の二重国籍でしたが、22歳を目前に国籍を一つに絞らなければならなくなり、日本を選択しています。
(日本の国籍法では、20歳に達する以前に重国籍となった場合、22歳になるまでにどちらかの国籍を選択する必要があります。)
2021年(フィリピン国籍時)と2024年(日本国籍時)のオリンピックで優秀な成績を出しており、日本のゴルファーとして賞賛された一方で、フィリピンでは偉大なプレイヤーを失ったと報道されていました。
スポーツ国籍と代表歴
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2021年6月:全米女子オープンを制覇。この時点ではフィリピン国籍で登録
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2021年8月:東京オリンピックにフィリピン代表として出場し、9位入賞
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2021年11月:日本国籍を選択
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2022年1月:スポーツ国籍も日本に変更し、以降は日本代表として国際大会に出場
国籍選択について、優花さんは「どちらを選ぼうと、自分は日本人でもあり、フィリピン人でもある」と述べ、日本とフィリピン両方への想いの深さをあきらかにしています。
まとめ
優花さんのお父さんは漁師からJR,建築業界、不動産賃貸業と多用な職業経験をされていました。
その中で優花さんをプロとして育て上げるため、頑張って来られたのが分かります。
お母さんの出身地がフィリイピンだったことから、フィリピンへの移住もご家族の協力があってこそだったことでしょう。
幼少期は国籍で苦労したこともあった優花さんでしたが、今では誇らしさを感じさせる想いを持っています。
これからもお父さんたちの期待を胸に活躍する姿が見れるはずです。
楽しみですね。
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