王鵬と貴闘力が関係を断った理由は?祖父から母や兄弟の家系図もチェック!

相撲界屈指の名門・大鵬家の血を引く注目力士・王鵬と、その父である元関脇・貴闘力の「絶縁」が話題となっています。

「息子たちとは縁を切った」と公言する貴闘力と王鵬の間には、一体何があったのでしょうか?

その背景には相撲界の複雑な人間関係と、息子を思う父親の苦渋の決断がありました。

本記事では、王鵬と貴闘力の関係断絶の真相から、昭和の大横綱・大鵬から続く家系図、そして4人兄弟の現在までを徹底解説します。

この記事で分かること:

  • 王鵬と貴闘力が関係を断った本当の理由と、その裏にある親子の絆
  • 大横綱・大鵬から続く名門家系の全貌と国際色豊かなルーツ
  • 王鵬の母・納谷美絵子さんと4人兄弟それぞれの現在の活躍

相撲ファンはもちろん、親子関係や家族の絆に興味がある方も必見の内容です。表向きは距離を置きながらも、陰ながら息子を支える貴闘力の複雑な親心と、大鵬の血を受け継ぐ王鵬一家の知られざる姿に迫ります。

王鵬と貴闘力の親子関係と現状

王鵬は相撲界屈指の名門家系に生まれた注目の力士です。元関脇・貴闘力を父に持ち、祖父は昭和の大横綱・大鵬という血統書付きの逸材として知られています。4人兄弟の三男として、貴闘力と大鵬の三女・納谷美絵子さんの間に誕生した王鵬ですが、現在は父親との間に複雑な距離感があることが話題となっています。

貴闘力は2020年以降、「息子たちとは縁を切った」と公言し、相撲界での息子の立場を守るためにあえて距離を置く選択をしました。王鵬が相撲部屋に入門してからは父子のやり取りはほとんどなく、貴闘力自身も「俺とはあんまり仲良くしない方がいい」と語っています。

しかし、その一方で貴闘力は「陰ながら応援している」とも明かしており、王鵬の部屋の近くに焼肉店を構えるなど、行動で息子への愛情を示しています。表向きは距離を保ちながらも、根底には確かな親子の絆が感じられる関係性が続いているのです。

王鵬と貴闘力が関係を断った本当の理由

王鵬と貴闘力の関係断絶の背景には、相撲界特有の複雑な事情があります。貴闘力がYouTubeチャンネルで相撲界の裏話や問題点を率直に語るようになったことが、大きな転機となりました。協会内での息子の立場を考え、「自分が目立つことで息子たちが不利な扱いを受けるのでは」という懸念から、あえて距離を置く選択をしたのです。

元妻・美絵子さんからも「余計なことをしゃべるな。子供が迷惑する」と忠告されたことが、この決断に影響しています。また、相撲協会内の人間関係も複雑で、貴闘力と一部の親方との対立や、協会から貴闘力の焼肉店への出入りを禁止する通達が出るなど、息子たちが協会内で不利な立場に置かれる可能性も指摘されていました。

この「絶縁」は、王鵬への愛情から生まれた苦渋の決断だったのです。貴闘力は自身の過去の問題や現在の言動が、息子の相撲人生に悪影響を与えないよう、親としての責任を果たそうとしています。表面的な距離感の裏には、息子を守りたいという父親の強い思いが隠されているのです。

貴闘力のギャンブル問題が王鵬との関係に与えた影響

貴闘力のギャンブル依存症は、彼の人生と家族関係に決定的な影響を与えました。元々は兄弟子に誘われて始めた公営ギャンブルでしたが、10万円が一度に400万円以上になるという強烈な成功体験から依存症へと発展。次第に給料や借金をギャンブルにつぎ込むようになり、生活は破綻状態に陥りました。

「やめたいのにやめられない」状態が続く中、大関候補と期待されながらも成績は低迷。本人も「ギャンブルをやっていなければ横綱になれた」と後悔の念を隠しません。2000年には一度は立ち直り、幕内最下位から優勝という快挙を成し遂げますが、最終的には違法な野球賭博への関与が発覚。2010年、日本相撲協会を解雇される事態となりました。

この事件は王鵬を含む家族に大きな影響を与え、貴闘力は妻・納谷美絵子さんと離婚。以降、子どもたちとも直接的な交流が減少しました。現在も貴闘力はギャンブル依存症と闘いながら新たな道を歩んでいますが、この問題が王鵬との親子関係に深い溝を作り、距離を置くきっかけとなったことは間違いありません。

王鵬の母・納谷美絵子と離婚後の家族関係

2010年の野球賭博問題をきっかけに、納谷美絵子さんと貴闘力は13年間の結婚生活に終止符を打ちました。4人の息子たちの親権は美絵子さんが取得し、シングルマザーとして子どもたちを育てる新たな日々が始まりました。

美絵子さんは日々の生活のために働きながら、兄弟それぞれの進路や夢を支え続けました。特に三男・王鵬が相撲界入りを決意した際には、家族の結束を強める重要な契機となっています。大鵬の娘として相撲界を知る美絵子さんの支えは、王鵬の相撲人生において大きな力となっています。

一方、貴闘力は離婚後、納谷家の婿養子からも外れ、本名の鎌苅忠茂として新たな人生をスタートさせました。家族との直接的な交流は減ったものの、息子たちの活躍を陰から見守り続けています。

離婚という大きな転機を経て、王鵬一家はそれぞれが自立しながらも、新たな形で絆を保ち続けています。母・美絵子さんを中心とした家族の結束は、王鵬の相撲人生を支える重要な基盤となっているのです。

王鵬の祖父・大鵬から続く家系図と兄弟の絆

王鵬が受け継ぐ血筋は、相撲界でも屈指の名門として知られています。祖父・大鵬(本名:納谷幸喜)は、ウクライナ人の父と日本人の母を持つハーフで、北海道で生まれ育ちました。第48代横綱として優勝32回、連勝45回など数々の記録を打ち立て、昭和を代表する大横綱となりました。

大鵬の妻・小国芳子さんは秋田市出身。二人の間には3人の娘が生まれ、その三女が王鵬の母・納谷美絵子さんです。国際色豊かな家系のルーツを辿ると、曽祖父はウクライナ出身のマルキャン・ボリシコであり、大鵬の母・納谷キヨさんは日本人でした。

王鵬の兄弟も注目に値します。長男はプロレスラーの納谷幸男、次男は大嶽部屋所属の納谷幸林、四男は同じく大嶽部屋の夢道鵬幸成です。4人兄弟はそれぞれ相撲や格闘技の世界で活躍しており、大鵬の血を引く格闘家一家として注目を集めています。

この名門の血統と家族の絆が、王鵬の相撲人生を支える大きな原動力となっています。父・貴闘力との距離はあるものの、祖父から受け継いだ相撲の血筋と、母や兄弟の強い結束が王鵬の背中を押し続けているのです。

 

 

 

母・納谷美絵子さんの人物像

王鵬の母・納谷美絵子さんは、1974年6月13日生まれの大鵬三女です。身長178cmという恵まれた体格を持ち、19歳で貴闘力と結婚し、4人の息子を育てました。2010年に離婚後はシングルマザーとして家族を支え続けています。

美絵子さんの人柄は温かく家族思いで知られており、SNSでは家族の集まる様子や息子たちの活躍を誇らしげに紹介することもあります。特に印象的なのは、「大鵬の孫に産んでしまったことは申し訳ない」としながらも、「プレッシャーに負けず、自分の努力を信じて進んでほしい」と息子たちを励ます姿勢です。

美絵子さん自身は大鵬が現役を引退した後に生まれたため、横綱としての父を見ていませんが、親方として弟子を育てる姿を間近で見てきました。納谷家は女性が多い家庭環境で、父・大鵬は家庭では土俵の話をほとんどしなかったそうです。この環境が、美絵子さんの穏やかで包容力のある人柄に影響していると言われています。

現在も彼女は4人の息子たちの最大の理解者として、王鵬をはじめとする息子たちの活躍を温かく見守り続けています。

王鵬の兄弟たちを紹介

王鵬の兄弟たちもそれぞれスポーツ界で活躍しており、「納谷兄弟」として注目を集めています。

長男の納谷幸男(1994年生まれ)は約2メートルの恵まれた体格を活かしてプロレス界で活動しています。ダイナミックな試合運びで、「大鵬の孫」として格闘技ファンからも高い関心を集めています。

次男の納谷幸林(1998年生まれ)は王鵬と同じく大嶽部屋に所属し、西三段目で奮闘中です。四股名「納谷」で着実に力をつけており、関取を目指して日々稽古に励んでいます。

四男の夢道鵬幸成(2001年生まれ)は、2025年夏場所から新十両に昇進し、王鵬に続く関取として注目を集めています。兄と同様の押し相撲を得意とし、「兄を追いかけてきたら十両に上がることができた」と語るなど、兄の背中を追いかける熱意に溢れています。

このように4人兄弟はそれぞれ異なるフィールドで活躍しながらも、互いに切磋琢磨し合う関係を築いています。特に大嶽部屋には三兄弟が所属しており、同部屋の力士として共に相撲道を極める姿が多くのファンを魅了しています。

 

王鵬一家の相撲界での評判

王鵬一家は相撲界でも特別な存在として認識されています。「大鵬の孫」「貴闘力の息子」という看板は、常に注目を集める要因となっています。

王鵬自身は2025年5月場所終了時点で幕内通算151勝149敗という成績を残し、技能賞の受賞や金星獲得など着実に実績を積み上げています。彼の押し相撲の力強さや勝負強さは、多くの相撲ファンや関係者から高く評価されています。特に「正しい努力」を信条とする真摯な姿勢は、相撲界でも好感を持って受け止められています。

兄弟力士である納谷幸林と夢道鵬も含め、大嶽部屋での「納谷三兄弟」の存在は珍しいケースとして注目されています。一般的に親族が同じ部屋に所属するケースは少なく、三兄弟揃って同部屋で相撲を取ることは非常に珍しいことです。

大鵬という伝説的横綱の血統を受け継ぐ力士として、王鵬にはプレッシャーもあるでしょうが、その期待に応える形で一歩一歩着実に実力をつけていることが、相撲界での高い評価につながっています。これからの活躍次第では、家系図に新たな輝かしい一ページを加えることになるでしょう。

まとめ:王鵬の家族と今後への期待

王鵬の家系図を紐解くと、昭和の大横綱・大鵬から父・貴闘力、そして王鵬へと続く相撲の血統が浮かび上がります。この特別な家系図は、王鵬の相撲人生に大きな影響を与えていますが、彼は「大鵬の孫」という称号に甘んじることなく、自らの力で実績を積み上げてきました。

父・貴闘力とは複雑な関係性がありますが、それはむしろ王鵬の自立心を育む結果となっています。師弟関係ではなく、それぞれが独自の立場で相撲界に貢献しているのです。母・納谷美絵子さんの温かいサポートと、兄弟たちとの切磋琢磨も、王鵬の成長に欠かせない要素となっています。

4人兄弟がそれぞれのフィールドで活躍する姿は、多くのファンに感銘を与えています。特に相撲界では、王鵬を筆頭に納谷幸林、夢道鵬という三兄弟が同じ大嶽部屋で奮闘する姿が注目を集めています。

今後、王鵬がさらに番付を上げ、大関や横綱を目指す姿は多くのファンの期待を集めています。彼の相撲スタイルには父・貴闘力譲りの力強さと、祖父・大鵬の冷静さが垣間見え、両者の長所を受け継いだ独自の相撲を確立しつつあります。

「大鵬の孫」「貴闘力の息子」という肩書きは時に重圧となることもありますが、王鵬はそれを背負いながらも自分の相撲を貫く強さを持っています。2025年には三役に昇進し、金星も獲得するなど、着実にキャリアを積み上げてきました。

家族の絆に支えられながら、王鵬が今後どのような相撲人生を歩んでいくのか。四男・夢道鵬の十両昇進によって兄弟関取の誕生も実現し、「納谷三兄弟」の活躍はこれからも相撲ファンの大きな楽しみとなるでしょう。

王鵬の家系図を知ることは、彼の相撲をより深く理解することにつながります。偉大な先祖の血を引きながらも、自分だけの道を切り拓こうとする王鵬の挑戦は、これからも多くの人々に感動と勇気を与え続けるはずです。

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